高速道路高架橋 鉄筋コンクリート橋脚

高速道路高架橋 鉄筋コンクリート橋脚

場所:クウェート、クウェート市
構造:RC橋脚×8基
径:Φ1320mm(コンクリート柱)
主筋:D28×22本
帯筋:D10@60螺旋配筋
かぶり:約50mm


●備考
主筋のみ1mの高さからスキャン。
橋脚の上部と下部で品質の違うコンクリートを使用しており、その境界の下部でコンクリート表面に変色、ひび割れ、剥離などの劣化の兆候が目視で確認。
(上部は健全、下部で粗悪な品質)

電気化学的手法では、コンクリートの不均質性やその他の環境要因の影響を大きく受けますが、iCAMMは磁気応答を取得するため、それらの影響を受けずに検査することが可能です。

iCAMMを使用して垂直鉄筋をスキャン

iCAMMによる鉄筋断面損失の定量的結果のカラーマップ

結果は腐食マップとして表示され、各柱の重要なエリアの位置だけでなく、腐食の程度も特定されました。
iCAMMの解析結果は、ひび割れ、変色、剥離といったコンクリート表面の目に見える劣化兆候と優れた相関を示しました。

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